化け物稲荷を探しました – アルバム

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「忙しくて散歩ができない」などと言うと、何を悠長な・・と叱られそうですが、私にとって散歩は、人生の、とても重要な要素です。

で、昨日は久々に散歩ができたので、嬉しくてスレっちゃいました。

 

今回の散歩は、 連れ合いが江戸の古地図を見ていて、

「・・ん? ここに“バケモノイナリ”と書いてない?」

と言ったことから始まりました。

「え?!」

 

おお! 本当だ!神田明神下の近所に「バケモノイナリ」って書いてある~!

何を騒いでいるかと言うと。 ここ数年、ヨン友の間で、面白いと話題になった時代小説に『みをつくし料理帖』があるのですが。

話の中に、キーポイントとして、「化け物稲荷」が出てくるんです。本当にあったんだ~(@@)

 

・・い、今もあるのかな?

行ってみたいでしょ~?

湯島から本郷までの散歩です。 よろしかったらおつきあいください。

 

写真① 
聖橋から、
「仁」のタイトルバックの神田川風景。いいドラマでしたねえ・・。最近前後編で再放送したので、またちょっと見ちゃいました。


写真②
最終回で、仁先生が「僕も未来に光を与えよう!」と決心するところで、美紀ちゃんが振り返るトンネル。聖橋の下です。


江戸時代の学問所「昌平黌」があった「湯島聖堂」へ行ったら「漢文検定」をやっていました。今も学ぶ人が多いのね~・・


写真③
樹ウォッチャーでもある私としては要チェックの「かいのき」。孔子の弟子が最初に植えたんだとかで、孔子関係建築には必ずと言っていいほど植わっています。

 

書道の「楷書」って書き方は、この樹に由来するって知っていますか? 立ち姿がぴっと、すっきりしている「かいのき」みたいな字体だから、「楷書」なんだそーです。

楷書で字を書く時は、櫂の樹になったつもりで(・・ってどんなつもりだ^^;)書くと良いのであろう。うむうむ

なんちゃって いい歳して丸文字な私が言ってもなあ。

 

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そして、てくてく神田明神まで。

いやー、なんか、ちょっと冷えてきました。思えば1年で最も寒い頃です。

普段なら明神前の蕎麦屋でビールと蕎麦なボニですが、柄にもなく「天野屋」で甘酒なんか飲んじゃいました。

ふうふう・・・ふう・・・ずる・・

美味いです。甘いものが嫌いな私でも嬉しい、さっぱりとした甘さです。

 

ここんちは家下に煉瓦作りの地下道があって そこで麹作ってるそうですよ。

一回見てみたいもんだと思います。

 


さて! 明神下から不忍の池の方へ歩いて「バケモノイナリ」と古地図で書かれた角には!!!!

 

・・・喫茶店がありましたとさ (-3-;)


せっかくだから入って ランチにご自慢のハヤシライスを頂きました。美味しかったわー。¥800でポテトサラダとフルーツポンチがつきます。谷根千のカフェブックにも載っている、コーヒーの美味しいお店です。落ち着ける素敵なお店でした。

 

・・・でも・・バケモノイナリは・・・・・

 

あきらめきれない私は、その1ブロックをぐるっとまわりました。古地図とは位置が少し違うかも。

「澪の稲荷は 角じゃない目立たないところ」だもん・・などと言いつつ。

 

そしたら 喫茶店から少し行った先のビル(会社かな?個人宅?)の隙間に。

「?!」

 

見えませんか?

「八つ手と 鳥居」です。 これって・・

もっと近くに行きたかったけど よそのお宅に踏み込むのもはばかられたので、道路際からこっそり写真だけ撮ってきました。

もう 私のバケモノイナリはこれにしよっと♪ まあ 大体の位置は合ってるし。
歴史家じゃないから これでいいです。

家へ帰ってググったら、ここをバケモノイナリと紹介しているブログもいくつかありました。
ふふ そうよね。場所的には合うもん。 

奥まで入って行って撮ったんですね。そのブログに載っていた写真を見ると かなり古い社です。

今度行った時に ここんちの人がいたらお願いして、撮らせてもらいたいものです。

 

yusimasanpo3.gifさて、とりあえず目的は果たせたので、

ちょっと戻って「妻恋坂」を上り、妻恋稲荷もお参りしました。


やっぱり時代小説なのですが『妻はくの一』というお話があって、その話の中では、この妻恋稲荷がキーポイントでした。

天文学にしか興味のない男:彦馬のもとに、くの一がスパイとして短期間嫁入り、仕事が終わって消えちゃうんだけど、愛しい妻が忘れられない彦馬は、妻を追って江戸へ出て来ちゃうという話。

「妻恋稲荷って、俺みたいだな」というので、この辺に住むんですね。

この彦馬が学問馬鹿だけど本当に魅力的で、いいお話でした。

 

何でも市川染五郎さん主役で ドラマ化されたのか、されるのかみたいな話でしたが・・どうなったのかな。

この坂を上って、右手をまっすぐ行くと湯島天満宮。 季節柄受験生でごった返しています。 人混みだあ・・

ほうほうのていで逃げてきちゃったけど、失敗したなー。

湯島天神はいつも屋台がいっぱい出てるので、カルメ焼きを買えば良かった!売ってるのは見たのにな!!

※注 

dalスタッフのシータが「カルメ焼きを食べたことがない」そうで。「マシュマロに似ていると思う」などと、とんでもないことを言っているので、一度食べさせてあげたいのであります。

 

その後 ちょこっと麟祥院へ。

ここは春日局のお墓があるお寺ですが、私は手入れのいいお庭が好きです。今まで数回行って、毎回庭師さんに会います。

「いつもお手入れしていますねえ」

「ご住職がそういうことに熱心で」

つくばいに花が活けてあったりして、ちょっといいお寺です。人がいないのも好き。今回珍しく夫婦連れに会いました。

 

そのまま本郷まで歩き、菊坂の途中でお茶にしました。今回はひとり歩きですが、友人とかと来ることがあったら、ご飯でも食べようと狙っていたお店「金魚坂」です。

 

創業350年と言う金魚屋さんがやっているレストランです。

都会の真ん中ですが ちゃんと金魚を売っています。

 

ちっちゃい釣り堀にフナがいて、釣りもさせてくれます。

(小学生以下は無料だけど、大人は30分700円だから、大人向けというよりは、近所の子にちょっと遊ばせようくらいな感じなんでしょうね)yusimasanpo4.gif

 

昔はレストランの部分も金魚飼ってたみたいで 変わった間取りのレストランですが 落ち着けて 静かでいい感じです。

 

40代くらい、物書き風の男性が、マックのノートを開けてビールを飲み飲み仕事していました。

 

普通なら「私もビール!」なのですが、もーう 芯まで冷えちゃってたので、熱々の中国茶にしました。¥800でナッツとドライフルーツ付。

 

可愛い金魚柄のコンロ付ポットにお代わり用のお湯を沸かしてくれるので、ふうふう3杯ものんじゃって トイレに行くことになりました。

 

店先で売っていた金魚グッズが可愛いので いろいろ買ってお土産にして、今回の散歩はおしまいです。

 

あー やっぱ散歩は大好き。

 

 

あ・・・

もちろん散歩の途中で「自販機」も、「看板」も、「落し物」も、「変な表示」も、あれこれいっぱい。路地路地へ入ってはムフフ・・とばかり撮りました。

(んなことやっているから冷えるんだよ)

 

その報告はまた 別の機会にしますが

1つだけ。  画鋲の落し物を発見。

 

落ちていた場所は「東大」の塀であります。

画鋲じゃ このコンクリート塀にポスターは貼れないけど、何でこんなところに? それは・・と つい勝手にストーリーを作ってしまうのでありした。

 

てなわけで 長々 おつきあいありがとうございました!!

 

 

 

 

 

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